
実は「お米の音」で分かることがある?
こんにちは、熊本のお米専門店・岡本商店です。
突然ですが、皆さんは普段、お米の「音」を聞いていますか?
「音なんて気にしたことがない!」
という方がほとんどかもしれません。
でも、お米を扱っていると、
「シャラシャラ」
「サラサラ」
「シャカシャカ」
……実は、お米は意外とよく音を出します。
今日は、そんな「お米の音」にちょっと注目してみましょう。
① お米を袋から出すときの「サラサラ」
袋からお米をボウルや容器に移すとき、
「サラサラサラ……」
という音がしますよね。
粒が容器の中を流れていく、あのお米らしい音。
普段は何気なく聞いている音ですが、実際には米粒同士が動くことで生まれている音です。
ただし、この音だけを聞いて
「このお米はおいしい!」
「品質が良い!」
と判断できるわけではありません。
お米の品質や食味は、粒の状態だけでなく、炊飯後の香り、味、粘り、硬さ、外観など、さまざまな要素から評価されます。
農林水産省の食味評価でも、人間の五感を使ってお米の食味を評価しています。
② お米を洗うときの「シャカシャカ」
そして、もう一つ身近なのが「洗米の音」。
ボウルの中でお米をやさしく洗うと、
「シャカシャカ、シャカシャカ」
という音がします。
昔は「お米はしっかり研ぐ」というイメージがありましたが、現在は精米技術も進歩しています。
農林水産省も、最近の精白米はぬかの残存が少ないため、昔のように強くこすり合わせるより、たっぷりの水の中で手早く洗う方法を紹介しています。
つまり、
「ゴシゴシ!」より「シャカシャカ!」
くらいの感覚でやさしく洗うのがおすすめです。
③ 炊き上がったご飯は「音」よりも……
では、炊き上がったご飯はどうでしょう?
ここで少し面白いポイントがあります。
農林水産省の官能評価では、炊いたご飯を評価するときに、視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚の五感を使います。
そして聴覚については、ご飯を噛んだときの音も評価項目の一つになっています。
とはいえ、家庭でご飯を食べながら、
「今の音は+2!」
……なんて採点する必要はありません(笑)。
私たちが普段楽しむなら、
香り
つや
粒感
粘り
甘み
硬さ
などを感じながら食べるだけでも、お米の違いを楽しめます。
④ お米は「見る・触る・聞く・食べる」で楽しめる
お米は、ただ炊いて食べるだけのものではありません。
袋から出すときの音。
洗うときの音。
炊き上がったときの香り。
しゃもじを入れたときの感触。
そして、口に入れたときの食感。
五感を使って楽しめる食品なんです。
次にお米を炊くときは、ぜひ少しだけ意識してみてください。
「今日はお米の音を聞いてみよう」
そう思って炊いてみると、いつものご飯が少し違って感じられるかもしれません。
熊本のお米を、五感で楽しむ
熊本には、コシヒカリ、ヒノヒカリ、森のくまさん、ミルキークイーンなど、さまざまなお米があります。
品種によって食感や粘り、香りなどにも違いがあります。
農林水産省も、同じ品種でも産地や地域によって食感や粘り、甘みなどに違いがあると紹介しています。
毎日食べるお米だからこそ、
「今日のお米はどんな味かな?」
と楽しみながら食べてみるのもおすすめです。
熊本のお米専門店・岡本商店では、熊本県のお米を中心に、さまざまなお米を取り扱っています。
ぜひお気に入りのお米を見つけて、毎日のご飯を楽しんでください。
2026-09-16 16:49:35
コラム
| コメント(0)